スモッグタイプが人気

幼稚園の制服としてスモッグタイプが人気

現在、大多数の幼稚園が制服を導入しています。この園児服を着せることで、保育者は一目で自分の園の子が分かります。園外保育や遠足といった行事の際、自分の園の子供達に目が届きやすいといったメリットがあります。その幼稚園の制服も、最近ではセーラー服やブレザータイプが主流になり、お洒落なデザインが目につくようになってきました。特に上流階級の子供が通う園では、大人服のデザインと遜色ない園児服を採用している所が多くなっています。そのおしゃれな園児服について、保護者の中から、不満の声も挙がるようになってきました。

小さい子供は、毎日のように服を汚して帰ってきます。おしゃれな制服であろうがなかろうが、汚す頻度は変わりません。汚れがひどくなったブレザーやセーラー服は、クリーニングに出す回数も増え、出費も嵩みます。親としては、もっと簡単で着やすい服を希望する人が増えてきました。その声を受けて、制服をスモッグタイプに変更する幼稚園も出てきました。家庭で洗濯できる素材で、アイロンも必要ない生地で作られた園児服は、保護者に好評で、多くの幼稚園が取り入れるようになりました。しかし、その一方で、フォーマルウェアタイプの園児服を擁護する意見もあります。

ブレザーやセーラー服タイプの園児服は、着替えに時間が掛り、朝の支度が大変という声があります。しかし、この毎日の着替えの繰り返しが、子供の身辺自立に繋がるという主張もあります。確かにボタンの付け外しは、子供にとって一苦労です。その作業を毎日繰り返すことで、子供の着替えを初めとする、身の回りの身支度がしっかりできるように躾ができるというのです。ただ、この意見は、主に幼稚園の関係者からの声で、保護者側からは、スモッグタイプの園児服を支持する声が多いようです。子供にとって、どちらが良いかは、はっきりしません。

フォーマルタイプの制服とスモッグタイプの園児服、それぞれを着ていた子供たちの、興味深い調査結果があります。あくまでも、一つの小学校の学級の中での調査結果ですが、それぞれの子供達をグループに分けて、自立度を調べてみたのです。結果は、殆どどちらのグループも変わりはなかったとのことです。つまり、フォーマルタイプでも、スモッグタイプでも、子供の成長に関わる結果は、大差なかったのです。この結果を受けて、保護者側は、増々スモッグタイプの制服を支持するようになったようです。しかし、おしゃれな幼稚園の制服も、セレブな親には人気の的です。